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INTELUX 007

INTELUX 009

INTELUX 010
SENSOR
SENSOR
TRANSPARENT
とは
光【LUX】の
インテリジェンステクノロジーを
融合【INTEGRATE】した
INTELUX【インテルクス】。
当たり前だと思っている概念を取り外し
最適な空間をデザインするために
光に秘められたあらゆる
可能性を追求してまいります。

「鏡」という存在の歴史と普遍性
毎朝みだしなみを整える時…、健康状態のチェック…時には
自分自身と差し向うことで気持ちを高ぶらせたり、逆に落ちつかせたり…。
「鏡」は、今も私たちの日常生活の中にごくごく当たり前に存在しています。
「鏡」の歴史は非常に古く、起源は「水鏡」にまで遡ります。
雨が降った後にできる水たまりや池に発現する「映り込み」という自然現象に自分自身の姿を客観的に見てみたい!
という、人間の本能的な欲求が重なることで「鏡」という存在が生まれました。
「水鏡」を使っていた時代から人間はすぐに金属や石を磨いて使う道具としての「鏡」を生み出します。
現存している「鏡」のうち最古のものは紀元前2800年…今から約4800年もの昔
エジプト王朝で使われていたものとされています。
以降、有史以来「鏡」は製造技術の研鑽が重ねられ銅や錫、またはそれらの合金を磨いたもの…
更には水銀そのものが「鏡」として用いられました。
14世紀初頭にはイタリアはヴェネチアのガラス職人が
ガラスの裏面に水銀の合金を付着させそれまでには無かった非常に高い反射性を持ち正確な像の映り込みを実現した
「鏡」の生産を始めます。更に19世紀になるとドイツの科学者、フォン・リービッヒによって
硝酸銀溶液を用いてガラスの裏面に銀を沈着させる方法(銀メッキ)が開発されます。
「銀引き」と呼ばれる、この製法は一般的な「鏡」を製造する技法として非常に完成度が高かった為
21世紀現在に至る80年以上脈々と受け継がれ
基本的には大きく変化してきませんでした。
我々(VERNU Japan)はこの普遍的な存在としての「鏡」を製造技法から抜本的に再構築。
「光をいかに反射させるか…」に特化した機能素材である「鏡」を
「光と融合する鏡」という全く新しい概念に基づき
【INTELUX(インテルクス】を生み出しました。

「鏡」の起源は人類の歴史と同じほど古い。
「鏡」に映る姿が、自分自身であることを知るのは、自己認識の第一歩とされています。
「鏡」によって初めて、人間は自分自身を客観的に見る手段を得ました。
「鏡」に映った自分を、自分だと認識できる能力を、学術的には「自己鏡映像認知能力」と呼びます。
この能力は、人間を含めて限られた動物にしか存在しない、非常に特別なものです。
「鏡」を意味する英語の「Mirror(ミラー)」の語源は、ラテン語の「Mirare」であり、意味は「驚き」です。
奇跡を意味する「Miracle(ミラクル)」や、蜃気楼の「Mrage(ミラージュ)」も同源であり、
この事からも、古来、人間にとって、自分自身の姿を有りのまま映し出し、直接見ることができる
唯一の存在である「鏡」は、その非常に不思議な現象に対して驚きと感嘆をもって受け止められていた事がわかります。
「鏡」に映像が映るという物理現象は、万人にとって、極めて神秘的なものとして捉えられました。
その為、単に生活に必要な道具としてよりも先に、祭祀に用いられる特別な道具としての性格を強く帯びていました。
「鏡」の持つ唯一無二の神秘性
「鏡」は物理的には板状の平面素材でありながら、世界の「こちら側」と「あちら側」を分ける「レンズ」
の様なものであるとされ、「鏡」の向こう側には、もう一つ別の世界がある…という観念は、
通文化的に現在でも世界各地に見られます。
(英:鏡の国のアリス/独:グリム童話 白雪姫 etc)
私たちが暮らす、この日本でも、神道における最高宝物である「三種の神器」の一つに「八咫の鏡」
を祀り、日本固有の文化の中でも、「鏡」は古来、非常に神聖な存在として、深く浸透しています。
特に、グリム童話の白雪姫に登場する「鏡」は「魔法の鏡」として、大変わかりやすく表現され、全世界的に広く認知されています。
「鏡」のあちら側の世界には、「鏡の精霊」が存在し、こちら側の世界からの問いかけに対して、
真実のみを答えてくれる…。現代に置き換えれば、まさに「インタラクティブな機能」そのものです。
【INTELUX(インテルクス)】は、光【Lux】と共に、現代の最先端デジタルテクノロジーと
融合【Integrate】することで、この魔法のような神秘的な世界を実体験するかのような機能性を、
実現する、唯一無二の機能素材となっております。
水鏡
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